種からゴーヤでグリーンカーテンを作るときの育て方
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夏の家庭菜園と言ったら、もう定番となってるのがゴーヤで作るグリーンカーテンですね。安くてカンタンでとにかく丈夫なので、初心者でも簡単にグリーンカーテンを作って省エネし、収穫したゴーヤを美味しくいただくことができます。ゴーヤチャンプルー大好きw あとゴーヤサラダも苦味がグッときていいですよね。
グリーンカーテン用のネットを用意
さて、まずはグリーンカーテンの準備です。つる性の植物がカーテン状になるには、ネットが必要です。昔は園芸屋に行かないと見当たらなかったりしたのですが、最近では100均でも手に入りますね!ダイソーので十分です。だいたい幅80〜100cm、縦が200cmくらいのが100円で買えます。これで十分ですね。作りたいカーテンのサイズに合わせてネットを用意してください。もっと大きくて上部なのが良ければamazonでも手に入りますね。
ネットの設置方法
設置方法ですが、うちはマンションなので、ベランダに置いた鉢から、ベランダの天井にあるエアコンの室外機とをうまくつなぎました。1軒屋の方は2階とつなげばいいので簡単だと思うのですが、マンションのベランダは工夫が必要ですね。何かした上部にひもをつなげられる場所があればいいのですが、なければ、地面と天井で支える縦のつっぱり棒を使うやり方がいいかもしれません。グリーンカーテンを設置したい場所の状況に合わせて、ネットの設置を工夫してみてください。
うちはこんな感じでした。他の植物も一体化してひどい感じですいませんw
グリーンカーテンで作る野菜の種類について
今回はゴーヤでの作り方を紹介していますが、我が家ではゴーヤとパッションフルーツを作っています。ゴーヤが苦手な方はパッションフルーツをオススメします!パッションフルーツもグリーンカーテン用に育てることができ、しかも、4、5年くらい生き延びるので、一度育ててしまえばカーテンをそのまま維持できます。(冬はもちろん葉が減るので、寒い季節は日光が入るようになるのでちょうど良いです)それに、パッションフルーツはびっくりするくらい、実がなりますw 自家受粉でOKなので、朝11時〜夕方くらいまで花が咲いているので、その間にちょちょっと触って受粉してやればOKなのです。とても簡単なのでオススメです。パッションフルーツにする場合は、本当に大きめのプランターか、地植えが良いと思います。
パッションフルーツの花と実。花はけっこうグロテスクw
ゴーヤでつくるグリーンカーテンの場合
今回は、ゴーヤを種から育てる場合のやり方です。今年は、昨年収穫したゴーヤの種を使ってまたグリーンカーテンをつくりました!(正確に言うと、昨年収穫したゴーヤの種を半分と、昨年のグリーンカーテンがそのままベランダで放置されてそこに残っていた黄色く干からびた小さなゴーヤの中から回収したゴーヤの種を半分ですね。。意外とこの放置されたゴーヤから収穫した種の方が元気な気がします。)ゴーヤは元気で成長も早いので、今から種まきしても全然間に合います!是非チャレンジしてみてください!
ゴーヤの種の発芽方法
ゴーヤの種の発芽には少しコツが必要です。この種、25℃くらいを維持しないと発芽してくれないというワガママっ子なのです。でも種を蒔き始める頃(首都圏だと)はまだ最低気温は25℃以下ですよね。普通に巻いて放置しただけだと、まったく芽がでないのです。
というわけで最初は室内で管理するわけですが、なるべく暖かいところに置くのがよいのです。しかし室内の暖かいところは大抵キッチンか、電化製品の周辺なんですよね。キッチンに土を持ち込むのは抵抗あるし、電化製品の電気コンセントが近い場所に水を含む土を持ってくのも危険な感じがしますよね。なので、土を使わずに発芽させるのがよいのです。
ゴーヤの種の下処理
まずはゴーヤの種にちょっと細工します。ゴーヤの種の尖っている部分を爪切りでパチンと切ってしまいましょう。
左が切る前。この出っ張りを切って、右のようにします。こんな感じに、少し中の緑色の芽らしきものが見えるくらいでOKです。
発芽マシーンにセット
マシーンというか、ただの紙皿なんですけど。紙皿にティッシュを敷き、少し水で濡らして種を配置します。さらにその上からティッシュを重ねて、上から乾燥防止のサランラップをかければ完成です。
濡らしたティッシュの上に起き、上からティッシュをかぶせて、ラップをかけましょう。
ゴーヤ発芽マシーンの設置場所
これをなるべく暖かくて温度の変動が少ないところに置くのがよいのですが、まぁそんな都合のいい場所は家にないんですよね。そこで今回はこいつをGETして使うことにしました。
爬虫類を飼う際に使う用のヒーターです。ヒーターもいろんな種類があるのですが、植物用にも使えるように、平面のヒーターで温度調節機能がついてるやつにしました。Amazonで3000円くらいです。こいつを25℃前後(誤差が5℃もあるらしいですが。。。)に設定して、その上にゴーヤ発芽マシーンをセットしましょう。
こんな感じです。
これであとは発芽を待つだけです。時期によってはすぐにカビが生えたりしますが、慌てずに種を取り出して洗い、ティッシュを入れ替えて再度セットすればOK。爪切りでカットした場所からちょこっと根っこが出てきたら、次のフェーズにいきましょう。今回はここまで!
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